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続・階段の規則あれこれ

どもども。建設部の菊地です。
大寒波とインフルエンザの波もようやく
ひと段落した感じでしょうか。ただインフルA型が
終わった後はB型、はしかも少し流行っていると
噂も出てるので、なかなか油断できない状況ですね。
皆さんも体調管理と水道凍結等のトラブルには気を付けましょう。


さて、あれから1ヶ月ほど経ちましたか。
以前のブログで 階段の規則 というのをご紹介しましたが
今回は前の内容でお伝え出来なかった内容を
書いていこうかと思います。前回は「踏面」・「蹴上」の
階段本体の話でしたが今回の内容のメインは・・・
階段の写真

「手摺」です。前回は全くと言っていいほどノータッチでしたね

手摺にももちろん規則はあります。ここで手摺の内容が記載してある
法の部分を引用してみましょう。

第25条 
階段には、手すりを設けなければならない。
2 階段及びその踊場の両側(手すりが設けられた側を除く。)には、
  側壁又はこれに代わるものを設けなければならない。
3 階段の幅が三メートルをこえる場合においては、中間に
  手すりを設けなければならない。
ただし、けあげが15cm以下で、
 かつ、踏面が30㎝メートル以上のものにあっては、この限りでない。
4 前三項の規定は、高さ1メートル以下の階段の部分には、適用しない。

いろんな内容がつらつらと書いてありますが、25条のいちばん最初に
「階段には手すりを設けなければならない(キリッ)」と大前提と言わんばかりに
書いてあるので、基本的に階段がある場合手摺は必要です。

3番目の内容を見てみましょう。
「階段の幅が3メートルを超える場合は中間に手摺を設けなければならない」
と書いてますね。文だとわかりづらいと思うので写真で見てみますか。
階段
例えばこれ。地下鉄などでよく見かける景色ですね。
ここはたまたまエスカレーターと隣接しているのか階段の幅が
3メートル以下なのか階段の手すりは両側にしか付いていませんね。
これが駅のホームの階段とかになると…。

階段その2
こんな感じで真ん中に手摺が入ってきます。
都会の駅はエスカレーターばっかりのところが多いですが、
こういうところ見たことありませんか?

では、次の写真はどうでしょうか。
階段その3
明らかに横幅が3メートル以上ありそうな階段ですが
中間に手摺がありませんね。これは大丈夫なんでしょうか。
現地を測ったわけではないので確かではありませんが、
恐らくこれは大丈夫です。さっきの基準法の3番目の続きを見てみましょう
「ただし、けあげが15cm以下で、
 かつ、踏面が30㎝メートル以上のものにあっては、この限りでない。」
と書いてありますね。前回の記事で
「蹴上」と「踏面」の紹介はしましたね。この2つの条件が両方とも
該当してれば、中間に手摺は必要ない、という事になります。
トマムの階段
ちなみに先日トマムのスキー場に行ってきたのですがたまたま
そのパターンに似た階段があったので思わず写メ。
写真に載ってる自分のスノーボード板が158㎝なので、
階段巾が3メートル以上あるのは一目瞭然、ただし真ん中に
手摺がないので蹴上げと踏面の条件がクリアできてる、
ということですね。多分。

では最後にこちらの階段。
階段その4
階段なのに手摺すらないですね。これはアウトなのでは?
と、思いますがこれも大丈夫です。
上に書いた法の4番目を見てみましょう。
「4 前三項の規定は、高さ1メートル以下の階段の部分には、適用しない。」

まぁ要するに高さ1メートル以下の階段の部分には
総合的に手摺が必要ない
ということです。写真の階段は3段あるので
シノカワの2×4の蹴上で考えると20.6×3 = 61.8㎝ となり、
1メートルもないので階段の手すりは必要ない、ということになります。
ただし、これはあくまで規則の話。意匠性も大事だけど
安全性と将来性を考えると付けれそうであれば極力手摺は
付けておくことをおススメします。


と、いうわけでいつも通り長くなってしまいましたが
階段のご紹介をさせていただきました。いつも登っている階段も
見方が変わってきたのではないでしょうか。時間のある方は
ぜひ御自宅の階段がどういう風になっているか観察してみましょう。


ではでは~
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