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階段の規則あれこれ

こんにちは。分譲の階段の納まりに苦戦している建設部の菊地です。
昨日上司や現場の職長さんに教わりつつ何とか
納まりが固まりました。何年経っても新たに学ぶことが殆どなので
勉強になりますね。そういえば今年で入社してから4年目に
なるのですが、来年7月にようやく一級建築士の受験資格が得られます。
ただ一級建築士は恐ろしく難しいので1発で受かる自信はあまりないですが、
頭が(ただでさえ固いけど)柔らかい時の若いうちに何としてでも
取っておきたいですね。


と、いうわけで冒頭で階段の内容を出したので、
今日は階段の話を少しばかりしようかと思います。


まず前提として、階段は大きく分けて
4種類のパーツと、2つの単語に分かれます。
階段
で、この図に乗っている 「蹴込」と「踏面」、の寸法というのは
実は建物の種類によって規定の数値が定められているってご存知でしたか?


ここいらで建築基準法の一部を引用してみましょう。
(表はわかりやすく少し文を変えてます)

<<建築基準法 施行令第23条>>
 階段及びその踊場の幅並びに階段のけあげ及び踏面の寸法は、
次の表によらなければならない。ただし、屋外階段の幅は、第120条又は
第121条の規定による直通階段にあつては90cm以上、
その他のものにあつては60cm以上、
住宅の階段(共同住宅の共用の階段を除く。)のけあげは23cm以下、
踏面は15cm以上とすることができる。


階段の種類階段及び踊場の幅蹴上の寸法踏面の寸法
小学校や児童用140cm以上 16㎝以下26cm以上
中学校や高校、
床面積の合計が1500㎡を
超えるもの、劇場、映画館
などなど
140cm以上18㎝以下26cm以上
居室の床面積の合計が
地上階の場合200㎡を超える、
又は地階の場合100㎡を超える
又は地下工作物内におけるもの
120㎝以上20㎝以下24㎝以上
上三つ以外の階段75㎝以上22㎝以下21㎝以上




赤文字下線でも記載のとおり、住宅の階段は蹴上げは23㎝以下、
踏面は15㎝以上
 と定められていますね。シノカワの
2×4のハイスタッドの場合1階から2階までの高さが3m1㎝なので、
階段1段の高さ(蹴上)は301÷15 = 20.06㎝ということで、
基準法の定めている23㎝以下なので問題なし、ということになります。
これがロースタッドの場合階段は13段だったり14段上がり切りになりますが、
仮に段数の少ない13段でも1F~2Fまでは2m73.8㎝なので
273.8÷13 = 21.06㎝ となり、これも問題なし。
テクノの場合1F~2Fまでの高さが2m99.㎝で大体が15段上がり切りなので
299÷15=19.93㎝ ということで、これも蹴上の高さは問題ありません。

踏面は特例がない限りシノカワの階段は
踏面を21㎝(テクノの場合22.75㎝)で設定しているので、これも問題なし。
もちろん建物の形状によってこの蹴上げや踏面の寸法の指定は異なりますが、
これら基準法の規則を守らないと違反になってしまいます。


そういえば母校の小学校や中学校に行ってみたら小学生の頃は何てことなかった
階段の高さが大人になった今だとやたら低くて上がりづらい降りづらい…
なんてことありませんでしたか?これも上記の通り、小中学校の
階段の蹴上げの高さが定められているからですね。
たかが階段、されど階段。普段使ってる階段でもこれほど規則が
あるということが少しでもわかっていただけると幸いです。


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ではでは~

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