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「建ぺい率」とは?

こんちは。建設部の菊地です。
え、なんで日曜にブログ更新してるのって?

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と、いうのは冗談で、今日は会社当番です(笑)


シノカワでは水曜・日曜・祝日が定休日なのですが、ローテーションで
必ず一人社員が会社当番として待機しています。当番中は
モデルハウスのご予約の内容等を電話で頂いていますが、
この時期ですと水道が凍結した、暖房が動かない、といった
連絡をよくお受けします。日曜ですと業者がお休みのところが
多いのですぐに対応できないかもしれませんが、何か至急お住まいで
トラブルがあった場合は、その日の当番の者が対応いたしますので
遠慮なくお電話ください。


さてさてモデルハウスの情報だったり完成現場のご紹介ばかりも
良いのですが、たまにはマジメに建築絡みの内容でも書きましょうか。
書くのは採光の計算以来でしょうかね。お時間があればこちらもどうぞ。


新築を建てるのをご紹介するテレビ番組
完成!ドリーム●ウスだったり大改造!劇的ビフォー●フターだったりで
よく 「建ぺい率」という単語を聞くと思いますが、
そもそも建ぺい率って何?という方もいるのではないかと思います。
細かいところまで書くといつも通り長くなるので、
ざっくりとだけご紹介させて頂きます。


「建ぺい率」とは、敷地面積に対する建築面積の割合のことを指します。
…まぁ漢字が多くてややこしいので絵で書きましょうか。
IMG_0096.jpg
まぁこんな感じ。建ぺい率の算出方法に関してはそこまで難しくありません。

ただし、この建ぺい率には用途地域別で
差があるのはご存知でしょうか。「用途地域」に関してはすごく長くなるので
説明は省きますが、これから建てよう、という土地にはほぼ
建ぺい率の上限が掛かっており、それ以上の割合を超える建物は
建てることができない決まりになっています。

IMG_0097.jpg

ちなみに今の例で出した「第一種低層住居専用地域」の建ぺい率の上限は
30%・40%・50%又は60%と基準法で定められています。
「大は小を兼ねる」、とよく言いますが大きすぎても
よくなかったりすることもあるもんですね。


では、次の場合はどうでしょうか

IMG_0098.jpg

パッと見た感じ建ぺい率が上限を超えてしまっているので
この建物はダメそうに見えますが・・・







命!
この建物は実はOKだったりします。まぁもちろん
建ぺい率「だけ」で見たらの話ですが・・・。
とりあえずなぜこの建物がOKなのかを説明すると、
建築基準法の建ぺい率を定めている内容が記載している箇所に
続きがあり、そのまま引用すると次のようなことが書いてあります。


建築基準法第53条
「前二項の規定の適用については、第一号又は第二号のいずれかに該当する
建築物にあつては第一項各号に定める数値に10分の1を加えたものをもつて
当該各号に定める数値とし、第一号及び第二号に該当する建築物にあつては
同項各号に定める数値に
10分の2を加えたものをもつて当該各号に定める数値とする。


一  第一項第二号から第四号までの規定により建ぺい率の限度が
  10分の8とされている地域外で、かつ、防火地域内にある耐火建築物

二  街区の角にある敷地又はこれに準ずる敷地で
   特定行政庁が指定するものの内にある建築物

特筆すべき箇所に下線と赤字で表現させていただきましたが、
文字ばっかりで何が何だか・・・。って感じですよね。

まぁざっくり言うと
「その土地が下に書いてる 一・二のどちらかに該当してる場合は
建ぺい率の上限を10%UPすることができ、
一・二の両方が該当している場合は
建ぺい率の上限を20%UP出来るよ。」と、いった感じです。


先程の例3 を見返してみましょう。
内容に「角地の土地」と書いてありますね。これは上に書いた基準法の
二の内容 「街区の角にある敷地」に該当しています。そのため
この土地の建ぺい率の上限は10%上昇して70%になりますよね。
よって建ぺい率が上限以内になったことにより、
例3の建物は問題ないことになります。

 角地になったら10%上がる理由までは自分もわからないですが、
車の出入りやその他の条件が普通の土地より厳しいから
これくらいいいんじゃないか、みたいな感じなんですかねぇ。
ただしもちろん、角地すべてが10%UPするわけではありません。
これらは自治体によって様々ですし、角地の適用がされる条件は
地域や県によって緩かったり厳しかったりするのでご注意を。



・・・というわけで、真面目にといいつつ画像でふざけまくり、
ざっくりと言いつつかなり長くなりましたね。
今回は「建ぺい率のみ」をご紹介させていただきましたが
他にも家を建てる際に出てくる条件はたくさんたくさんあります。
また機会があればそれらもご紹介していきたいと思います。


あ、パソコンの変換でも必ず先頭に
「建ぺい率」の「ぺい」がひらがなで出てきますが、
たぶん普段使うような漢字じゃないし単純に難しいからひらがなに
なったんじゃないですかね。基準法でもひらがなで書いてるし。
ちなみに「ぺい」の漢字はこれです→





しまらないオチですが、この辺で失礼させて頂きます。
ではでは~
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