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断熱性能とは?①

こんちは~建設部の菊地です。

最近はやたら雨が続きますね。気温も昼間は暖かいのに
夜はがっつり冷えてでなかなか慌ただしい日が多いですね。
10月ってこんなに寒かったっけ…?
自分は極力生活費をケチりたいので冬の暖房は
出来るだけストーブ使わないようにしてるのですが、
今年は出番早そうな予感がしますね…。


さて、そんな寒さに関わる話で、よく耳にする言葉として
「断熱性能」 ってよく聞きますよね。
「断熱性能が高い~」 「冬はあったかいお家~」 など
シノカワもそれをウリにしているのですが、
今更だけど、「断熱性能」って結局なに?という方も
いらっしゃるかと思います。自分も多く語れるほど詳しくは無いので、
自分の学習も含めて今回と次回と2回に分けて断熱性能に関して
書こうと思います。長くなる予感しかしないですね。


あまり書きすぎると長くなってしまいそうなので、
今回はこの2点に絞ろうと思います。
①  「断熱」 と 「気密」、そして「断熱性能」とは?
②  断熱性能を求められるモノたち 



①:「断熱」と「気密」、そして「断熱性能」とは?
 そもそも「断熱」ってなんぞ?というところからですね。
断熱は断熱材を壁の内側につかったり、
外から覆ったりすることで外からの熱を伝わりにくくすることを指します。
「熱」を遮「断」する → 「断熱」と捉えるとわかりやすいでしょうか。
もう1つ、断熱とセットで大切なものが「気密」です。
家の中の隙き間をなくして、外の空気を中に通さないことを指します。
夏と冬の断熱と気密
理想はこんな感じですね。夏は外の日射や暑~い外気が
部屋に入ってこないように遮断と気密をし、
冬は寒~い冷気が部屋に入ってこないように遮断を気密をする事で
室内を快適な状態に保つ、というのが断熱と気密の目的です。
じゃあよく言う「断熱性能」って何?ということになるのですが、
断熱性能とは、サッシ、玄関ドア等の
熱の流れる量のことを指します。

つまり、上に書いた断熱が出来る能力の値を意味するわけです。
これにはU値と呼ばれる「熱貫流率」が大きく関係します。
熱貫流率は、断熱性能と大体一緒で、壁や屋根、窓などの
熱の伝わりやすさを数字にしたもので、
数字が小さい=熱を通しにくい=断熱性能が高いということになります。
では、その断熱性能を求められるモノたちを次で見ていきましょう。



② 断熱性能を求められるモノたち
断熱材は当然必要になってくるのですが
ここは次回説明しようと思うので省きますね。
断熱性能を求められる者たちということで、
窓と玄関ドアはもろ開口部なのでいかにも熱や冷気が
入ってきそうですよね。シノカワの標準仕様にしている
YKK AP さんのプラマードHとヴェナートD2仕様を見てみましょう。

こちらを押すと玄関ドアの断熱性能が見れます

まず玄関ドアですが、ヴェナートのD2仕様を使用しています。
この「D2」の表記が性能の違いで変わります。
さきほど書いたU値、熱貫流率はD2仕様だと1.94W/(m2・K)、
D4仕様だと2.24W/(m2・K) と、大体0.3W/(m2・K)ほど差が有ります
たかが0.3でしょ?そんな変わんなくね?と思いますが
これが断熱材、窓、その他の場所などを合わせてこの差が開くと
総合的な部屋の断熱性能は大きく変わってくるので、
北海道のような寒冷地ではこの数字はかなり重要になってきます。
ちなみにヴェナートの上位互換となるイノベストシリーズは
U値が0.94/(m2・K)までになり、熱貫流率がついに1を切るほどの
高性能になります。高グレードほど熱貫流率もかなり変わりますね。

こちらを押すと プラマードHの断熱性能を見れます。

続いて窓です。シノカワでは「プラマードH」を標準としています。
目安としてまわりを樹脂としている省エネ建材等級4のサッシの
熱貫流率の最低基準は、「2.33/(m2・K)」です。

これより数字が大きいと熱を通す量が多いため、
断熱性能が低い、ということになります。
プラマードHの熱貫流率(U値) は1.34/(m2・K)と基準値よりも
1 小さい値なので十分な性能を持っていますね。
「省エネ建材等級」とは?という方は → こちら
ちなみに「トリプルサッシ」でよく聞く APW430シリーズは
窓の大きさにもよりますが熱貫流率が1以下の物が多いです。
全部トリプルサッシにすると費用が相当かかってしまいますが、
水廻りや日の入りにくい北側の窓に採用している方が多いです。

ここでふと、この「熱貫流率」って「0」に出来ないの?
と思う方も多いでしょうが現代では恐らく難しいでしょう。
と、いうのもそもそも開口部なので中から外に移動するため、
空気を入れ替えるために「開口している」ので、そこの部材を
どんなに高性能にしたところで開けていることに変わりはないので
どこかしらに小さな隙間は必ず空いています。
たとえば引違窓がいい例ですが、全く隙間の無い引違窓があったら
そもそも窓自体が動かない、つまり窓を開けれなくなります。
窓をスムーズに開けれるように隙間を空けているわけですね。
ただ、その小さなすき間があるにも関わらず熱貫流率を限りなく0に
近い数字を出しているメーカーは沢山あるので、
これは本当にとても凄いことだと思います。


と、いうわけでかな~り長くなってしまいましたね。
ただ、これはあくまで部材単体の熱の伝わりやすさだけの話。
先ほど書いた断熱と気密、U値を含め、
室内の熱の逃げやすさを表す熱損失係数(Q値)、
室内のすき間の量を指す相当すきま面積(C値)、
室内の熱を外に出してしまう量を指す外皮平均熱貫流率(UA値)
などなど、これらが全部組み合わさって
初めて「断熱性能が高く、快適なお家」ということになります。
この辺はコアな内容なので近いうちにまた書かせていただきます!


ではでは~
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